脳梗塞の原因の動脈硬化と心房細動をみつける検査
脳梗塞は近年日本人でも増えてきた病気です。
もともと日本人は魚を食べる文化であったため、どちらかというと塩分過多で脳出血になることがほとんどでした。
しかし近年の食の欧米化に伴い、肉食生活になっていることで脂肪の摂取が多くなってきました。
脂肪を取りすぎると高脂血症になり、血液はドロドロとなることで血管内で血栓ができやすい状態になります。
それで脳梗塞が増えてきているのです。
動脈硬化をみつける検査
動脈硬化は本来若々しくしなやかな状態であった血管が老化により硬化し弱くなってしまう事が原因で生じるため、
頸動脈エコー検査で動脈硬化が現状でどの程度進行しているのかを確認していきます。
動脈硬化の進行を確認する方法は複数存在していますが、
今日における医療の現場では頸動脈エコー検査で動脈硬化を確認する方法が選ばれる機会が多く、
その他には血圧脈波検査も同様に選ばれる機会が多いです。
心房細動の検査
心房細動では心電図を元にして確認が進められていく方法があり、
心電図で心房細動の機能を確認する事により機能の異常を知る術です。
心電図で心房細動を確かめる事例では、体内に存在する僅かな電気を機器を通して目視確認し、
データ化した情報を元にして心臓機能や血液の循環量を認知していきます。
動脈硬化と心房細動の予防
動脈硬化に見舞われる原因は血管の老化なので、
老化させないよう日頃から運動を習慣化させる事を心がけ、柔軟でハリがある血管を維持していく事が予防のためには大切です。
そのため、動脈硬化に見舞われた患者には運動不足であるという共通点があるので肥満体型の事例が多く、
肥満体型が悪循環のきっかけとなり高血圧や糖尿病といった生活習慣病を引き起こし、尚一層動脈硬化のリスクを高めています。
根源を絶つには運動習慣を持ちながら食生活の見直しも徹底し、飲酒や喫煙も嗜む習慣があるのなら飲酒や喫煙はやめましょう。
また、心房細動についても同様に血液の粘度が高くなってしまう事により血栓が生じ、
血管が詰まってしまう事を予防すべく医師から抗凝固薬が処方されている場合は用法用量を守って服用し、
運動不足の解消と食生活の見直しに努める事が重要です。