高脂血症(脂質異常症)とは?原因、危険な合併症をまとめました




高脂血症(脂質異常症)とは?

高脂質症とは脂質異常症との異名もあることからうかがえるように、血液中の中性脂肪や総コレステロールの数値が異常に高くなっている状態をさしています。

検査で指摘されることが殆どで発症初期はほとんど自覚症状はありません。

ただ血液中の過剰な脂肪分が皮膚細胞などに沈殿し、黄色腫という特徴的な皮膚の変化が観察されることがあります。

これは皮膚に余計な脂肪が付着した状態ですが、肝臓にもたまりやすくみぞおちあたりに肝臓がはれることでしこりを探知したり、

肝機能障害を示唆する血液検査の兆候なども発見されるきっかけになることも珍しくありません。

また眼球にも脂肪が付着し「角膜輪」という症状が観察される場合もあるようです。

高脂血症(脂質異常症)の原因

高脂血症の発症と強い関連を有していると見られているのは脂肪分が多い食事にあります。

過剰な脂肪分が血液中に存在していても適度な運動などを心がけていればある程度状況を緩和できるかもしれませんが、

運動不足も常態化していることが多いので食事や運動不足などの生活習慣が主な原因とみられています。

さらに慢性の炎症性疾患などの持病があると副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)を長期間経口投与されていることもありますが、

その副作用に脂質異常が合併することもあります。

またネフローゼ症候群や甲状腺機能障害などの内分泌機関の疾患などが発症に関与していることもあります。

血液検査で異常を指摘されても自覚症状に乏しいので注意が必要です。

高脂血症の危険な合併症とは?脳梗塞や心筋梗塞の原因になる

発症初期はとくに自覚症状もなく、自分なりに食生活に気にする程度のケアでお茶を濁している方もおおいようですが高脂血症の放置は危険です。

なぜなら高脂血症を治療せずに放置しておくと全身の血管で動脈硬化を進行させるからです。

この病気はプラークと呼ばれる脂肪細胞のカスのような物質が血管内壁に付着することから始まります。

このプラークは異物のため免疫細胞の攻撃を受けます。

その際にプラークの周辺では大量の活性酸素が放出されます。その結果、血管内壁はダメージを蒙り柔軟性を失って硬く狭く変化していきます。

その狭くなった箇所に血小板などの塊が詰まると閉塞をきたすことになります。

それが心臓や脳で起こると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことになります。

 

 





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