脳ドックは何歳から受けるべきか?



脳ドッグの必要性は?なにがわかる?

一般的な人間ドックは主に高血圧や糖尿病といった生活習慣病を発見する事を重視しています。

その為、脳に関する検査はほとんど含まれていない為、人間ドックを受けても脳の異常を発見する事はなかなか難しいのが現状です。

しかし脳ドックを受ける事で、脳を専門的に調べる事が出来ます。

その為、血管のコブが破れて起こるくも膜下出血や、血栓がつまってしまう脳梗塞

、血管が部分的に狭くなる脳血管搾取、首の動脈が硬くなり狭くなる頚動脈狭窄といった脳の様々な異常を早期に発見する事が出来ます。

 

脳卒中は日本人の死亡原因の中でも多い病気の1つなので、脳ドックを受ける事で、脳の異常を早期に発見出来るというのは非常に大きなメリットです。

脳ドッグは何歳から受けるのが良い?

脳ドックは何歳ぐらいから受け始めるのが良いのかというと、一般的に30歳を超えたら受診すると良いです

少し早いと感じる人もいるかもしれませんが、脳の病気の中でも血管が原因となる脳卒中は30代から少しずつ高くなるので、

40代からでも遅くはありませんが、健康に気を使っていきたいのであれば30代から受け始めると良いです。

 

年齢を重ねていく度に、血中を流れるコレステロールや中性脂肪、尿酸が血管の内膜を厚くしていきます。

さらに喫煙をしている場合は、動脈硬化など血管の老化にもつながり、脳の病気の大きな原因となります

生活習慣病の患者であるほど、脳卒中になるリスクは高くなるので、健康診断の結果を見ながら、少し心配な人は30歳を超えたら受けましょう。

脳ドッグを受けたほうが良い人

脳ドックを受けたほうが良いのはどういう人かというと、まず過去の脳ドックで腫瘍や血管の狭窄が見つかった人です。

例え症状が浅くても、進行状況を確認する為に半年から1年に1回程度検診しましょう。

また健康診断や人間ドックでコレステロールや尿酸値が高い人も受けておいたほうが安心です。

これらの値が高いと脳梗塞のリスクが高くなります。

さらに血圧も高い場合は脳出血のリスクもあるので検診した方が良いです。

他にも体内にがんが発見された場合も、念の為に脳ドックを受ける必要があります。

何故ならがんの中には脳に転移するものもあるからです。

それから認知症の症状や歩行障害など身の回りに不自然な点を感じたら脳の病気の可能性もありますので、受診したほうが良いです。





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