回復期リハビリを受けることができる期間
麻痺を治すにはどのくらいの期間リハビリが必要なのかというのは多くの人の疑問です。
これは症状や年齢によって変わるのですが、集中的に1日に3時間までリハビリを受けることができる回復期リハビリ病棟にいれる期間は、150日が限度です。
重症では180日までの期限に条件によってはできます。
リハビリは短期間でコンプリートすることができないです。
傷付いた筋肉、靭帯、神経が正常に働くようになるには時間が掛かります。スポーツで例えるとマラソンです。
マラソンは長い時間を掛けて行うスポーツで、初だけ勢い良く走っても途中で息切れをしては駄目です。
リハビリも同じで、最初の1日や1週間だけ頑張っても成果は見えてこないです。長期の計画を立てて、少しずつ歩んでいくことが大切です。
期間を過ぎても医療保険を使ってリハビリをする場合(外来リハビリ)
期間を過ぎても医療保険を使ってリハビリをする場合は、外来扱いになることが多いので注意が必要です。
リハビリ期限過ぎてもリハビリを医療保険で行う場合は制限がつきます。
月に13単位までのリハビリ時間という制限です。
1単位は20分になるので、月に4時間20分のリハビリを受けれるということです。
1週間に1回1時間のリハビリを受けることになるので、時間は少ないですが、なかにはまだ回復していく人もいます。
なかなか回復はしなくても現状の維持にはなります。
退院後も介護保険を使ってリハビリを続ける
退院後も介護保険を使ってリハビリを続ける方法があります。
主に二つの方法があり、
通所リハビリと訪問リハビリがあります。
症状の重さやライフスタイルに合わせて選びましょう。両方とも使うこともできます。
どちらも基本的なリハビリメニューは同じです。
通所リハビリはデイケアとも呼ばれ、送迎がついているため家族の負担も減ります。
マンツーマンのリハビリの時間は1時間もないですが、それ以外の時間もマシンを使ったりしてトレーニングすることができます。
訪問リハビリでは実際の生活スペースで実践的なリハビリができるところは魅力的でしょう。