高血圧の原因について解説していきます。
高血圧の原因としては血管の老化であったりホルモンのバランスや遺伝によるものもあります。
そして生活習慣が影響して起こります。血管の老化や遺伝に関しては予防は難しいので、
生活習慣を改善することで血圧のコントロールしていく必要があります。
高血圧の分類
高血圧は本態性高血圧と2次性高血圧に大きく二つに分類されます。
本態性高血圧
本態性高血圧の場合は特に明確な原因がないからない特別な異常が見つからないのに血圧が高くなってしまうものになります。
例えば血管の老化、肥満、ストレス、喫煙、運動不足、塩分の摂り過ぎなどの生活習慣が大きく影響して高血圧になってしまうと考えられています。
2次性高血圧
2次性高血圧は原因となる病気があってそれで高血圧になってしまうものです。
原因の病気としては腎臓の病気が原因となって起こる腎性高血圧、
ホルモンの影響によるもので内分泌性高血圧、
服用している薬の影響で高血圧になってしまう薬剤誘発性の高血圧があります。
薬剤誘発性の高血圧の薬としては、グリチルリチンを含む薬、例えば肝臓や胃腸の治療薬です。
炎症やアレルギー疾患に使われる糖質コルチコイドつまりステロイドのことです。
そして痛み止めの非ステロイド消炎鎮痛薬。
高血圧のほとんどは本態性高血圧
高血圧の約90%を占めるのは本態性高血圧になります。
2次性高血圧は原因となる病気があるのでその病気を治すことで高血圧も直すことができると考えられます。
その点、本態性高血圧は原因が特定できないので根本的な治療は難しいと言えます。
しかし原因が特定できないと言っても本態性高血圧は生活習慣が強く関係しているので生活習慣を見直して血圧をコントロールしていくことがとても重要になってきます。
まとめ
・高血圧は本態性高血圧と2次性高血圧に分類される。
・高血圧の90%は原因が特定できていない本態性高血圧。
・本態性高血圧は生活習慣ととても強く結びついているため生活習慣を改善することで血圧のコントロールが測れる可能性が高い。
・2次性高血圧は高血圧を引き起こしてる原因を治す対処することで血圧をコントロールしていく。